【絶対役立つ】中学受験アドバイス集

私立中学について、お役立ち情報を書いていきます。

男子校・女子校の選択|私立中学に入れるメリットは何か?

男子校・女子校(別学校)を選択できるのも、私立中学を選択するメリットです。

 公立中学には別学校はありませんし、公立高校も別学校がある都道府県は限られています。これは戦後、GHQが公立の別学校を廃止したことが理由だと言われています。

地域によっては、私立だけが別学校を守り抜いてきたのです。

 

 

異性の目を気にしない分、のびのびと生活できる

別学校のメリットは、中高の多感な時期に、異性の目を気にする必要がないことです。

授業中に間違った回答をしても、運動が得意でなくても、異性がいることで、恥ずかしい思いをするなんてことはありません。例えば、男子校に行くと鉄道研究部(鉄研)を代表に、趣味系の部活が充実しています。これも、異性がいない分、思う存分自分の好きな事に傾倒できる、別学校の特徴だと思います。

女子校も同じです。男子がいない分、運動会や文化祭のリーダーも全て女子が務めます。上下関係や組織運営を学ぶ機会が多いのもメリットです。

例えば、女子聖学院中高の運動会。この学校では、伝統的に運動会運営のしくみが出来ていて、すべてを生徒の手で行います。

年間行事 | スクールライフ | 女子聖学院中学校高等学校

さらに、大妻中高の運動会では応援団が名物です。大学応援団顔負けの演武。これも共学ではありえないのではないでしょうか。

 

それぞれの成長プロセスに合った教育を受けられる

男性と女性では成長のプロセスに違いがあります。それぞれの成長に合わせた、教育を受けることが出来るのも別学校の良さです。一般的にテスト対策でも、男子は短期集中。女子はコツコツやると言われます。この様な性向をうまく教育に取り入れているのも別学校だからできることです。

 

男子校っぽさ、女子校っぽさを手に入れられる

以前のブログで述べましたが、卒業した時に別学校出身者は、別学校っぽさを持ち合わせることになります。このことが、社会に出てから人間関係を築く時に、良きに働くこともあります。

 

近年、私立でも共学校人気と言われます。また、別学から共学にシフトする学校も多々あります。しかし、別学教育は私立だからこそ受けられるもので、別学校にもっと目を向けるべきです。共学に良さは大学に入ってから十分に味わえます。

 

もう一つ、別学出身だから大学に入ってからモテない議論がありますが、私はまったく関係ないと思います。それよりも、いかに自分に合った環境で人間形成が出来たかのほうが、大切なのではないでしょうか。